以前作ったシンプルなエアインテーク式アルコールストーブを普段のハイキングでメインに使っていて特に不満もないのだが、もう少し手の込んだモノも作ってみたいと思い新たにチャレンジ。
以前作ったストーブ |
以前作ったストーブ/裏側 |
基本的な構造は以前のものと変わらないが、今回はスチールのアロマックス缶を使い蓋が出来るようにした。
また、下部の吸気用の穴の空け方も変更。この穴の形を急に思いついたことが今回新たに作ろうと思った大きな理由のひとつ。
ピンバイスと棒ヤスリ紙ヤスリを使い、耳障りな音に何度も心折れそうになりながらもひたすら削ってどうにか作製。
内側の筒状のパーツの外側ボディと接地するエッジ部分にはシリコンチューブを当ててあり、パッキンの役割をはたして気密性を高めている。
水300ml、アルコール20ccでスノーピーク450チタンマグをポットに沸騰テスト。
五徳は自作の高さ90mmのものを使用。
7分弱で完全沸騰。決して早くはない。その後9分過ぎから少しずつ火力が弱くなりはじめ、10分半くらいから急激に火力が落ち、13分半ごろ完全に鎮火。特に高火力を求めている訳ではないのでそれなりに満足。どちらかというと火力よりも燃費がよい印象。
自分の中ではアルコールストーブを作る上で燃焼性能と同じ位重要なのがきれいにスタッキング出来るかどうか。
ポットとして使っているSP450Tiの中にマグカップとして使っているSP300Tiを入れ、その中に五徳とアルコールストーブ、ユニフレームのFDスプーンチタンとFDフォークチタンとライターを入れ、EPIのチタンリッドがしっかり閉まることが重要。今回もそこはぬかり無くもちろん収納可。以前のストーブと比べると一回り大きいのでギリギリではあるが。
さらにこのSP450Tiをエバニューのチタンカップ400FDに入れ、隙間にアルミ風防を巻き入れればいつものレギュラーセットの完成。
次のハイキングにはフィールドテストも兼ねてこのストーブのセットを持っていって行く予定。
<おわり>
んーすごいですね、エアインテークやシリコンチューブのセットなどMYOGらしい発想とスキルが沢山詰まってますね。ホント器用な方が羨ましいです・・・。
返信削除それにしても結構燃費イイデスね、20ccで最大13分・・・自分はエバニューのチタンアルストなので燃費の悪さと火力の強さが悩みのタネですよ。
自分でももう少し時間が取れるようになったらMYOGにトライしてみたいです(^^
>佐藤さん
削除意識はしてなかったんですが結果燃費のよいモデルになっちゃいました。使ったこと無いのですがエバニューのストーブは燃費悪いらしいですね。無駄に高火力だとか・・。
作ってみると意外と簡単なんでぜひぜひチャレンジしてみて下さ〜い!